歴史の長い黒ショウガですが、これまでどんなふうに人々から親しまれてきたのでしょうか?

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黒ショウガの歴史と文化

タイの風景
2016年06月15日

黒ショウガは1000年以上前から健康植物として知られていますが、その長い間、人々にどんな風に親しまれ、なぜ日本でサプリメントとして知られるようになったのか気になりませんか?

黒ショウガにはこれまでどんな歴史や文化をたどってきたのか、ご紹介します。

黒ショウガとタイの歴史

人々が黒ショウガを使い始めた頃、まだタイという国はありませんでした。この頃、黒ショウガが発見された地域は、あのアンコールワットを作った「クメール王国」の一部でした。

黒ショウガが人々に知られるようになってから100年ほど経つと、日常的に健康食品として使われるようになっていたと言われています。黒ショウガを使った加工食品(今で言うサプリメント)も人気で、なかなか入手できなくなることもあったようです。現在も品薄になることがあり、なんだか状況が似ていますね。

1218~1220年ごろ、クメール国王であるジャヤーヴァルマン7世がなくなり、次の後継者を誰にするかという争いが起きました。その結果、王朝は一気に弱体化しました。

ここで、今のタイの地域の民族はクメール人と戦い、タイ族の国「スコータイ王国」を建国しました。この戦いのことについて書いてある書物にも、黒ショウガの記述がしっかりと残っています。

「タイの戦士たちはクメール人との戦闘の前にクラチャイダム(黒ショウガ)を食し、活力を得ていた」

人々の生活と黒ショウガ

黒ショウガがタイという国の歴史とともにあったのは、少しわかっていただけた思いますが、実際に生活の中ではどんなふうに手に入れて、どうやって飲まれているのでしょうか。

黒ショウガのタイでの値段は、時期や場所によって違いがありますが、相場としては100gで10バーツほどです。1バーツ約3円なので、約30円になりますね。

タイには様々な健康食材をお酒に混ぜて作った「ヤードーン」という養命酒のようなものがあり、その原料にもなっているそうです。

なぜ、サプリの原料として使われるようになったか

日本など、タイの国外で黒ショウガが注目されるようになったきっかけが、タイ政府が行うキャンペーンです。「One Tambon One Product(OTOP)」というキャンペーンで日本語に直すと「一村一品運動」です。

村ごとの特産品を、星でランク付けするこのキャンペーンで、黒ショウガは見事最高ランクの5つ星をとることができたのです。5つ星がついたものは、タイ政府が責任をもって育てていく「お墨付き」ということになります。

これをきっかけに、黒ショウガがダイエットや健康に良いということが海外に広まりました。しかし、黒ショウガは独特の香りと苦味が特徴で、タイの文化に慣れていない人にとってはなかなか手を出しにくいものでした。

そのため、成分を活かしつつ、誰でも手軽に黒ショウガを取り入れられるように、サプリメントとして加工するという方法にたどり着きました。今では、黒ショウガを使ったサプリメントの売り上げや販売数は、年々伸びている状況です。