飲んで燃やす!燃焼系サプリで脂肪撃退!

ダイエットと聞いて、パッと思い浮かぶものは何ですか?
サプリメントを思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?
ダイエットにサプリはつきもの、というぐらい今やたくさんの種類のサプリが売られています。
今日は数あるサプリの中で、燃焼系サプリについて解説していきたいと思います。
燃焼系サプリの種類
一言で燃焼系サプリといっても、たくさんの種類があってよく分からないですよね。
燃焼系サプリを大きく分けると、次の3つのタイプに分かれます。
1. 脂肪動員ホルモンの分泌を高める
脂肪動員ホルモンとは脂肪細胞に作用して、脂肪の分解を促進するホルモンです。
2. 褐色脂肪細胞の活性化を促進する
褐色脂肪細胞とは、脂肪細胞の一種でありながら脂肪の燃焼を促し、消費カロリーを増やす細胞です。
3. ミトコンドリアへの取り込みや活用をサポートする
ミトコンドリアとは糖や脂肪を燃やし、エネルギーを生産する細胞です。
脂肪燃焼を助ける成分
サプリメントには1つではなく、複数の成分が配合されています。
その成分の中でも、脂肪燃焼に特に効果があるといわれているのが次の成分です。
カプサイシン
成長ホルモンやアドレナリンなど、脂肪動員ホルモンの分泌を促進し、脂肪燃焼をサポートします。
脂肪分解酵素のリパーゼが活性化され、エネルギー代謝が盛んになり、脂肪の分解が進むといわれています。
カフェイン
交感神経を活性化し、細胞に蓄えられた脂肪をエネルギーとして消費しやすい状態をつくります。
また、血液の流れもよくなり、新陳代謝も活性化します。
オルニチン
アミノ酸の一種で、成長ホルモンの分泌を促進して、筋肉を増強させる働きがあります。
筋肉の増強によって基礎代謝が上がり、脂肪燃焼が活発になります。
アルギニン
アミノ酸の一種で、脂肪燃焼酵素であるリパーゼを活性化させる働きがあります。
食欲を抑える効果の他、脂肪の代謝分解を促進し、筋肉の量を増やす働きもある成長ホルモンの分泌を促進させます。
チロシン
アミノ酸の一種で、代謝や自律神経の調整を行う甲状腺ホルモンの原料となります。
甲状腺ホルモンが正常に分泌されることで、脂肪燃焼が活発な代謝の高い体になります。
共役リノール酸
体内の組織に栄養を届ける役割を持っている栄養素です。
脂肪をエネルギーに変えるように促したり、代謝を高める働きがあります。
EPA、DHA
血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす効果があります。
また、EPAは血糖値の急激な上昇を抑え、DHAは脂肪分解酵素のリパーゼを活性化させます。
コエンザイムQ10
ミトコンドリアの中に取り込まれた脂肪酸を、コエンザイムQ10が燃やしてエネルギーに変換します。
このエネルギーを作り出す力を応用すると、脂肪の燃焼につながります。
カテキン
脂肪を燃焼させるために必要な酵素であるリパーゼを活性化させる効果があるため、脂肪が燃焼しやすくなります。
また、食事からの脂肪の吸収を緩やかにしてくれるので、食事と一緒に摂取すると効果的です。
ジンゲロン
ショウガに含まれる辛み成分の一つで、血行を促進する作用や冷え性を改善する働きがあります。
血行が良くなることで、代謝が高まり、脂肪の燃焼しやすい体になります。
ビタミンB群
糖質や脂質の分解・代謝を助け、新陳代謝を促進させます。
ビタミンB群が不足すると食べ物をエネルギーにうまく変換できず、体内に脂肪として貯めこみやすくなってしまいます。
まとめ
調べてみると、脂肪を燃焼する成分にもたくさんの種類があることが分かりました。
サプリメントを買う際に、その商品にどんな成分が含まれているのか、その成分が自分の求めた効果をもたらすものなのかどうかを、きちんと下調べして購入しましょう。
また燃焼系のサプリの場合、適度な運動を行わないと、せっかく血液中に溶け出していた脂肪がエネルギーとして消費されず、元に戻ってしまいます。
サプリだけに頼るのではなく、サプリはダイエットの補助程度に考え、健康的な生活で痩せることを目指しましょう!